メールマガジン 第17号
(2008年1月5日号）
会員の皆様へ
新年おめでとうございます。
会員の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
日頃、当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
本年から、地球温暖化防止のための京都議定書の取り決めによる温室効果ガス削減割合算定ための目標期間（2008年〜2012年）に入ります。日本は、1990年（基準年）と比べて6%減の約束をしていますが、実際には逆に7.8%増加させてしまっています（2005年度）。一方、欧州では削減に成功しています。日本政府の思い切った炭酸ガス削減を誘導するための施策を期待するとともに、国民や企業、各種法人の削減努力が求められていると思います。当ホームページでも、どうしたらよいのか、折にふれて考えていきたいと思います。
さて、メールマガジン第17号をお届けします。前号（16号：12月4日）以降に掲載した主な記事は下記の通りです。
(1)
「害虫防除の常識」に、「農業と植物防疫法とのかかわり」について解説しました。農業現場では、海外から侵入した外来生物との闘いに大きな経済的、労力的負担を強いられています。植物防疫法は、病害虫の海外からの侵入を防止するとともに、国内における病害虫の多発生による被害を防止するために、発生予察とや緊急防除などを行うこととなっています。今回、植物防疫法のうち、農家に関係の深そうな箇所を分かりやすく解説しました。
(2)
「紀伊半島の巨木を訪ねる」で、三重県松阪市清水町の大トチノキを紹介しました。櫛田川の土手からも見える白骨化した幾本もの主枝は、この巨木が枯死していることを示していました。枯死した巨木の紹介と言うことで尋常ではありませんが、自然遺産を保全することの難しさについて、改めて考える機会となると思います。
http://www.zc.ztv.ne.jp/kiikankyo/newpage1%20BigTreeShimizu.html
(3)当ホームページに出てくる単語に簡単に行き着くために「キーワード検索」を作成しました。「キーワード検索」は、「一般事項名」、「植物名」、「動物名」、「物質・薬剤名」に分けてありますので、どんなキーワードが含まれているのか、一度のぞいて見て下さい。通常は、トップページ上部のメニューバーの左端の「キーワード検索」から入ります。新しい記事を掲載したときに、随時キーワードを追加していきます。
(4)「ハーブの害虫」に、グレープフルーツミントに寄生していたハッカハムシとハスモンヨトウの写真を追加しました。
また、ため池周辺にいるトンボの写真を5種追加し、画面が「重く」なりましたので、「イトトンボ類」と「イトトンボ以外」の2ページに分けて掲載しました。
(5)本年も、従来からの巨木、ため池、害虫防除の常識、有機農業、地球温暖化問題、地域の環境、地域の特徴（特産、人物、文化等）、地産地消など、環境保全と地域興し関係する多岐に渡る記事を掲載しますが、それぞれの記事を一層充実させていきたいと考えています。
この他にも、地域性のある事柄、地域の環境保全と持続性に関係する事柄について、おもしろそうなもの、地域に役立ちそうなものがあれば掲載したいと考えています。
会員の皆様のご意見とご協力をいただきながら、ホームページの内容の充実、関連するホームページや団体等との連携、協力を進め、本ホームページ自体の持続性の確保にも留意しながら、本年も活動していきますのでご期待下さい。